ハム小僧の日記

赤裸々に。。基本、エッセイ。

とりあえず、未来について

過去の話をすると、どうしても病み病みな雰囲気になっちゃうので希望と言うか未来の話でもしましょうか。


今現在の私は28歳で既婚・子なしですが来月に看護学校の受験を控えています。


ていうか、つい3ヶ月前までは自営業で個人事業主だった私がどうして突然ナースなんだ?ともう物凄い頻度で聞かれましたが簡単に過去を紐解くとそれは私が9歳くらいの時の日記で頻繁に看護婦さんになりたいって書いてあんのね。

なんでかっていうと、幼稚園の頃から怪我ばっかしていた子で、遊具から落ちて皮膚がパックリ切れて縫ったり、骨を折ったり、階段から落ちて3回くい捻挫したり、バスケットボールが眼に当たり眼の血管が切れたり。。。

それ以外でもなんやかんやと体調を崩し易くて家族や周りの人に迷惑ばかりかけていたのね。

だから、当時から自分が看護婦さんになったら自分で治せるし更に周りの人たちの役に立てるのではないかと。


で、中学の頃からバセドウ病の疑いありって言われていたんだけどずっと放置していたら、とうとう20歳の時に発病しちゃって。


手術しなきゃいけないってなったんだけど、流石に喉にメスをいれるのは怖いし嫌だから放射線治療と内服薬で耐えていたの。

でもね、当時、SNSを見る度に本当に悔しかった。

だって、20歳なんて1番楽しい時期だしノリノリな時じゃない?

体力もあるし、時間もあるし、楽しめることだらけで。


周りを見る度に自分がどうしてこんな状況なのか?と不思議に思う位、悲しかった。

だから、やっぱりナースになって同じ気持ちの人たちの支えになりたいって思ったし、でも、先ずは自分の体を治さなきゃだから結局6年間くらい治療に耐えた。


治療が辛い時に支えてくれていたのは手芸。

バセドウ病になって毎日自宅安静で寂しかったからハムスターを飼い始めたの。

冬場のハムスターは冬眠しちゃうから小学校の時にやっていた手編みを思い出してハムスターの小屋の中に小さいマットみたいなのを編んで入れてみたらハムスターがずっとそのマットの上にいるのよ。

本当にかわいくて愛らしいからその日から色々編んでは入れてみたの。

今度は自分にも、周りの人にも編みたくなって色々編んだ。

病院の待ち時間も編んで編んで、苦しい気持ちが解けていく感じで。


次は刺繍にハマり、パッチワークにハマり、洋服作りにハマり。。。


気が付いたら自分の作品をずっと買いたいって方がたくさんいてお店を出すことになって2014年